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法務部への転職に強い転職エージェント・転職サイトおすすめ8選

弁護士の転職

民間企業の法務部門は,企業が当事者となる契約や関係法令の調査等を行う部門です。各種契約審査,コンプライアンスチェック,法的トラブルや紛争の対応,M&Aや業務提携などに関わる業務などを行います。

法務部の人材を求めている企業の中には,

  • ・法務部の社員として弁護士を雇用したい企業
  • ・弁護士資格の有無に限らず法務部の社員を増員したい企業

があります。

この記事では,法務部への転職に強く,「弁護士資格の有無に限らず法務部の社員を増員したい企業」の求人がある転職エージェント・転職サイトを中心にご紹介します。

現在弁護士の方で,企業内弁護士(インハウスローヤー)への転職を希望している方は,下記の記事をご覧ください。

転職エージェント特徴
LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)弁護士などの士業専門職のための転職エージェント。弁護士資格がなくても応募可能な法務部の求人も多数。
MS Agent士業・管理部門に特化した転職エージェント。創業30年以上の豊富な実績。大手企業法務部の求人多数。
LHH転職エージェント法務・知財系の求人も豊富。ハイクラス人材の転職に強み。
C&Rリーガルエージェンシー転職サイトである法務求人.jp から派生している転職エージェントサービス。弁護士資格の有無を問わない求人も充実。
JACリクルートメント海外進出関連業務などのインターナショナル領域などで活躍する人材紹介に特化。外資系企業の求人が充実。
ビズリーチハイクラス・高収入の転職に強みを持つ転職サービス。スカウトが来次第企業やヘッドハンターとコンタクトを取る仕組み。

1. 企業の法務部への転職に強い転職エージェント8社の特徴を解説

ここからは,法務部への転職に強みを持つ転職エージェントの特徴や,実際に利用した方の口コミを順にご紹介します。

  • ・転職して働き方や環境を変えたい方
  • ・新たな分野に挑戦したい方
  • ・法務部でスキルをアップさせたい方
  • ・執務環境やワークライフバランスの改善を希望する方
  • ・今より年収をアップさせたい方

そんな方は,積極的に転職エージェントを利用し,より良い企業への転職をスムーズに成功させましょう!

(1) LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)

LEGAL JOB BOARDでは,弁護士業界に精通した担当者が転職をサポートしてくれるエージェントです。弁護士の転職に特化しているLEGAL JOB BOARDですが,弁護士資格がなくても応募可能な法務部の求人も紹介してくれます

LEGAL JOB BOARDは,LINEやメールで即日求人紹介もしてくれるなど,スピード感がある点も特徴です。面接日程の調整はエージェントが行うため,忙しい中でもスムーズに転職活動を進めたい方にも好評です。

無料登録をすれば大手企業の法務部の求人も閲覧することができます。法務部への転職を検討している方は,まず登録しておくべき転職エージェントであるといって良いでしょう。

LEGAL JOB BOARDのおすすめポイント

  • 業界に特化したエージェントが無料でサポートしてくれる
  • 登録後,2営業日以内に登録者に合った求人を提案してくれる
  • 履歴書や職務経歴書の添削,面接対策,キャリアの相談,面接後のフォロー等,サポートが手厚い

LEGAL JOB BOARDの口コミ・評判

「オススメの求人が出たらすぐに紹介してくださり,スピーディーに活動を進めることができました。悩みが出てきた時に,直接お電話でお話しする時間をとってくださって,すぐにお話しして解決することができました。なかなかハードルの高い,初めての企業法務への転職活動でしたが,ご担当者様のお陰で,無事に入社することができました。ありがとうございました。」法務 / 千葉県 / 30代女性

リーガルジョブボード口コミ・評判(法務)

「会社都合での退職を迫られ,これを機にやりたかった仕事ができる職場を探していました。 なにぶん未経験の職種ですので,給与は勿論,休日や福利厚生など様々なものを犠牲にしてでも仕事内容に重きを置いて選考を受けていましたが, 結果的に,やりたいことができるだけでなく,以前より遥かに待遇のいいところに決まってとても嬉しいです。 本当にありがとうございました。」法務 / 東京都 / 30代女性

リーガルジョブボード口コミ・評判(法務)

(2)MS Agent(エムエスエージェント)

MS Agentは,1990年に創業した株式会社MS-Japan(エムエス ジャパン)が運営する,専門職に特化した転職エージェントです。東証プライム市場への上場もしている老舗企業のサービスの一つです。

業界最大級の求人掲載数で,大手上場企業からIPO準備企業など幅広いニーズに対応可能。

会員登録をしなくても,法務部員・法務担当者の求人情報を見ることができます。転職先のイメージを具体的に掴みたい方は,まずは求人情報を眺めてみると良いでしょう。

MS Agentのおすすめポイント

  • 創業30年以上。専門職の転職にも精通する豊富な実績
  • 法務部の求人掲載数が多い

MS Agentの口コミ・評判

経歴書の添削から面接スケジュールの調整まで多岐に渡ってサポートしていただいたお蔭で, 仕事をしながらでも転職活動がスムーズに行えました。」 

MS Agent

「今回 初めての転職活動でしたが,的確で丁寧なサポートをして頂き, スムーズに活動をする事ができました。」

MS Agent

(3)LHH転職エージェント

LHH転職エージェント

LHH転職エージェントのコンサルタントは職種別の担当制で,そこからさらに産業・業界ごとのチームに細分化する体制をとっています。単に”業界特化”を謳うのではなく,より専門領域に精通するコンサルタントが転職をサポートしてくれる仕組みになっているのが特徴です。

また,機械的なスキルマッチで求人をご紹介するのではなく,転職先の企業で長く活躍できるよう,求職者と企業のカルチャーとの相性まで見極めてくれるなど,手厚いサポートが期待できます。

実際に公開求人を閲覧してみると,法務・知財系の求人も豊富で,年収1000万円以上の高年収が提示されている求人も多数見受けられます。

LHH転職エージェントのおすすめポイント

  • コンサルタントは各職種のプロフェッショナル
  • コンサルタントがあなたと企業の両方を担当する「360度式コンサルティング」を採用

LHH転職エージェントの口コミ・評判

「こちらが転職活動始めたばかりでまだいろいろ悩んでいて希望や将来像等を決めきれていない状況からのスタートだったのですが,急かすことなく,こちらのペースに合わせていただきながら,転職活動を一緒に進めていただき,とても感謝しています。」

LHH転職エージェント

「ご紹介頂ける求人は自分に合っており,お陰様で書類選考通過率も高く大変ありがたいです。コミュニケーションも迅速かつ丁寧にとって頂き安心して転職活動に臨めています。」

LHH転職エージェント

「ご紹介頂ける求人は自分に合っており,お陰様で書類選考通過率も高く大変ありがたいです。コミュニケーションも迅速かつ丁寧にとって頂き安心して転職活動に臨めています。」

LHH転職エージェント

「返信や企業に推薦していただいてからのスピードが速い。また,夜遅くまで面接対応をしていただいたところ。仕事をしながらの転職活動のため非常に助かります。」

LHH転職エージェント

(4)C&Rリーガルエージェンシー

2007年に設立された株式会社C&Rリーガルエージェンシー社が運営する転職エージェント。具体的な勤務先の紹介はもちろん,給与・待遇面の交渉等にも無料で対応してくれます。

法務の求人内容は,同社が運営する転職情報サイト「法務求人.jp」から閲覧可能。エージェントを利用したい場合には,同社が運営する転職支援サービスに登録する必要があります。

C&Rリーガルエージェンシーのおすすめポイント

  • 弁護士資格の有無を問わない求人も充実
  • すぐに転職するつもりはないが,今から市場の状況を知っておきたいというリクエストでもOK

C&Rリーガルエージェンシーの口コミ・評判

「エージェントは専門特化しているエージェントらしく,業界の事は勿論,応募先企業に関しても細かい情報を全て把握されており,安心して企業の面接に臨む事が出来ました。」

C&Rリーガルエージェンシー

転職先の良い点,懸念点を調べ,正直にお話してくれたおかげで,大変納得のいく転職ができた」

C&Rリーガルエージェンシー

(5)JACリクルートメント

JACリクルートメント

JACリクルートメントは,海外進出関連業務などのインターナショナル領域などで活躍する管理職人材,エグゼクティブ(役員や幹部人材),スペシャリスト人材などの領域に特化した人材紹介サービスです。

国内企業の求人もありますが,外資系に強い転職エージェントであるという点が最大の特徴。そのため,外国語スキルに自信がある方におすすめです。

JACリクルートメントのおすすめポイント

  • 海外進出関連業務などのインターナショナル領域などで活躍する人材紹介に特化
  • 外資系企業の求人が充実

(6)ビズリーチ

ビズリーチ

ビズリーチは,ハイクラス・高収入の転職に強みを持つ転職サービスです。他の転職エージェントとは異なり,企業の側から転職希望者にコンタクトをとる仕組みを採用しているのが特徴です。

転職希望者は,登録時にこれまでの経歴や希望する職種などを入力します。その後,ビズリーチ内での審査が行われ,それに通過すると,企業とコンタクトをとれるようになります。

担当者が転職を仲介してくれるわけではなく,スカウトが来次第企業・ヘッドハンターと直接コンタクトを取る仕組みなので,現職の仕事に時間を割きつつも,希望条件に合った転職先を受け身で見つけたい方などにおすすめです。

一方で,他の転職エージェントに見られるような書類添削や面接対策などの転職活動のサポートがない点は理解しておく必要があります。

ビズリーチのおすすめポイント

  • 企業,ヘッドハンターからのスカウトを待てば良いという仕組み
  • ハイクラス・収入アップの転職に強み

ビズリーチの口コミ・評判

「今回力になってくれたヘッドハンターは,小規模エージェントの所属ながら,企業理解力,交渉力といった点で群を抜いており,彼なくして今回の転職はなかったと断言できます。たとえば,応募条件から外れていても,自身の力量やポテンシャルを理解してくれるヘッドハンターに出会えれば力強く交渉してくれますし,競合候補者がいてもアドバンテージを発揮することができます。彼との出会いをつくってくれたビズリーチには,とても感謝しています」

ビズリーチ

(7)WARCエージェント

WARCエージェント

WARCエージェントは,IPO前・有名ベンチャーの管理部門に特化したハイクラス転職エージェントです。情シス・経理・管理部長・公認会計士・CFO ・常勤監査役の非公開求人が多く,各職種・領域に精通したスタッフが転職者をサポートします。

法務部門や企業内弁護士の求人も多数掲載されています。全体の約3分の1の求人が年収1000万円以上の待遇を提示しているなど,高収入の求人に出会いやすい点はメリットの一つです。

WARCエージェントのおすすめポイント

  • IPO前・有名ベンチャー企業の管理部門に特化
  • ハイクラス・高収入の転職に強み

(8)SYNCA(シンカ)

SYNCA(シンカ)

SYNCA(シンカ)は,管理部門・バックオフィス業務に特化した転職スカウトサービスです。 経理・総務・法務・情シス・労務など,バックオフィスの各職種に特化しています。

SYNCAの特徴は,エージェントが介在しないため,無駄なスカウトメールもなく,企業からダイレクトでホットなスカウトのみを受け取ることができる点にあります。

利用者は,無料会員登録後に求人に応募するか,企業からのスカウトを承諾します。企業とマッチしたら,面談・面接に進むという仕組みです。必要に応じて,キャリアアドバイザーによるサポートも受けることができます。

SYNCA(シンカ)のおすすめポイント

  • 法務部を含む管理部門・バックオフィス業務に特化
  • エージェントが介在せず,企業から直接スカウトが届く仕組み

2. 法務部への転職に転職エージェントを使う4つのメリット

【メリット1】担当アドバイザーが法務・管理部門の実務に精通している

法務部への転職に特化している転職エージェントの多くは,法務部門や管理部門の実務を知る専門アドバイザーが転職をサポートしてくれます。

法務・管理部門の実務を知っているからこそ,転職希望者の希望やプランにマッチする求人を提案できるのです。

転職後に「思っていたのと違ったな・・・」と思ってしまっても,簡単に後戻りはできません。やり直しができない転職活動だからこそ,その分野に特化している転職エージェントを使うべきでしょう。

【メリット2】キャリアアップにつながる求人案件を提案してもらえる

自力で良い求人を探し出すのには限界がありますし,時間や労力も多く費やすことになってしまいます。

担当者に自身の要望をしっかりと伝えることで,キャリアアップ,年収アップにつながる求人情報に素早くアクセスすることができます。

【メリット3】非公開求人など公にされていない求人に出会える

法務部の求人情報は,インターネット上に公開されているものが全てではありません。企業側の要望で「非公開」となっている求人もあるからです。

より多くの選択肢から,自分の希望にマッチする求人に応募するためには,まずは転職エージェントに無料登録することが必須といえるでしょう。

【メリット4】転職活動がスムーズに進む

企業の求人は常に移り変わっているため,最新の情報の中から自分にあった求人を探し出す必要があります。

また,決してポストが多いわけではない法務部門の求人については,ポストに空きが出たタイミングで素早く応募することが転職成功の重要なポイントとなります。

スムーズに,効率良く転職活動を進めるためには,最新の情報をたくさん抱えている転職エージェントを使った方が圧倒的に有利といえます。

3. 法務部への転職に強い転職エージェントを利用する際のポイント2つ

【ポイント1】複数の転職エージェントに登録する

各転職エージェントごとに,抱えている求人案件の内容は異なります。当然ながら,A社にはあって,B社にはない求人案件も存在します。そのため,担当者が求人情報を提案してくれる段階までは,複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。

はじめに3〜4社ほどのエージェントに登録しておけば,その分自分好みの求人に出会える確率も高くなります。

5社以上など多数の転職エージェントに登録することも可能ですが,あまり多すぎると,その分担当者とのやり取りが増えて,かえって負担感が増すこともあるので,まずは3〜4社程度に抑えるのが良いでしょう。

もちろん,複数の転職エージェントに登録することは禁止されていませんし,費用もかかりません。

【ポイント2】アドバイザーと相性が良くなければすぐに変更する

アドバイザー(担当者)によって,転職希望者との距離感やスピード感などが異なることもあるでしょう。

アドバイザーとの相性がの質が悪いと思ったら,他のアドバイザーに変えてもらったり,他社の転職エージェントに登録するのも一つの手段です。

あらかじめ複数の転職エージェントに登録しておけば,他社への切り替えもスムーズに行えます。

4. 法務部への転職を成功させるポイント3つ

【ポイント1】法務部門での経験はあった方が良い

法務部門の人材を求めている企業側からすれば,入社してくれる方が即戦力であるにことに越したことはありません。これまでの経歴で,法務部門で働いたことがあるのであれば,完全未経験者よりも有利になることは間違いありません。

中には,求人情報に次のような条件を記載している企業もあります。

応募条件の例
  • ・事業会社での法務実務経験(1年以上)が必須
  • ・職種未経験者不可

もちろん,法務部での職務経験がないからといって「全く転職できない」というわけではありません。未経験者も応募対象としている求人も存在しますので,その点も含めてアドバイザーに相談してみましょう。

【ポイント2】ロースクール修了,司法試験受験経験者などが歓迎されることも

ロースクール(法科大学院)を修了している方(法務博士)や司法試験受験経験者などは,一般的な方と比較して法的素養を備えているといえるため,法務部への転職の際に優遇されることがあります。実際に次のような求人も存在します。

応募条件の例
  • ・企業や法律事務所で法務経験がある方
  • ・ロースクール修了,司法試験受験経験者など法的素養を備えた方

その他,大学の法学部を卒業している方や,行政書士などの資格を有している方も,相対的にみて有利となることがあるでしょう。

【ポイント3】英語が話せると選択対象が広がる

東証プライム上場企業など,大手企業への転職を希望される方は,特に英語力が歓迎されることが多いでしょう。中には,求人情報に次のような条件を記載している企業もあります。

応募条件の例
  • ・ビジネスでの英語使用経験(目安:TOEIC 800点)
  • ・TOEIC:600点以上

応募条件として英語力を求めている求人を見ると,基本的にはTOEICの点数が基準となっていることがわかります。

もちろん,英語を使わない企業もありますので,英語が話せないことを理由に法務部への転職を諦める必要はありません

ただ,「一定の英語力があれば選択対象が広がる」ということは覚えておくと良いでしょう。

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