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弁護士の様々な働き方を紹介!少し特殊な働き方をピックアップ

ノートパソコン 弁護士の転職

弁護士といえば,法律事務所に所属して相談・交渉・訴訟等の弁護士業務を行うというのが一般的な働き方ですよね。最近では,企業内弁護士(インハウスローヤー)という働き方も一般的になりつつあります。

しかし,そのほかにも様々な働き方があることをご存知でしょうか。この記事では,よく探してみると見つかる,弁護士の意外な働き方をご紹介します。

  • ・一度一般的な弁護士業務から距離を置きたい
  • ・育児や介護と両立できる働き方を探したい
  • ・今の弁護士業務に強いストレスを感じる

という方は,ぜひ最後までご覧ください。

1. 一次相談対応ポジション(相談内容のヒアリング等)

年収目安:300万円〜1000万円

こちらは,「ベリーベスト法律事務所」が募集しているものです。

一次相談対応ポジションの弁護士は,初めて問い合わせをした新規相談(一次相談)の対応に特化し,事件担当を持たないとされています。

相談内容をヒアリングして一時的な回答を実施した後は,全国の各オフィスへの弁護士や事務員への取次やシステムへの案件の登録を行います。

事務所としては,お客様からの問い合わせに対して事務員が聴取をするのではなく,その場で弁護士が聴取・回答をすることで,相談者の満足度を上げる狙いがあるようです。

常に案件を抱える点にストレスを感じてしまう弁護士にとっては理想的な働き方かもしれません。

なお,テレワーク,時短,パートタイム等柔軟な働き方も相談可能とのことです。

2. 法律記事ライター

年収目安:500万円

近年,オウンドメディアを構築し,ウェブサイトからの集客を強化する法律事務所が増えてきました。

例えば,離婚に関する記事を量産し,離婚を検討している人に記事を読んでもらい,事務所への相談に繋げるという方法です。

オウンドメディアの競争激化に伴い,ウェブ上に公開する記事を執筆できる人を求める法律事務所も増えています。

法律事務所としては,素人やAIにより作成した記事を公開することは信頼を損なう危険があるため避けたいという事情があります。また,実務を知っている人が書いた記事の方が閲覧者のためになりますから,法律記事を執筆できる弁護士(または未登録の有資格者)が求められているのです。

ライターは,相談者やクライアントと直接関わることがありませんので,「起案や執筆は得意だけれど,人と接することに抵抗がある」という方には最適な働き方でしょう。

例えば,「弁護士法人ALG&Associates」,「デイライト法律事務所」「アディーレ法律事務所」などが法律記事のライターを募集しています。

3. 法律研究職

年収目安:800万円

こちらは,アディーレ法律事務所が募集しているものです。

公式サイトによれば,事件処理力の向上や所内教育の充実,AIを活用した次世代業務基盤の構築等を図るべく,新たに法律研究室を新設し,「法律研究職(弁護士)」の採用を始めたとのこと。

現時点(2024年11月)で,債務整理・交通事故・家事事件・労働事件・B型肝炎に関する実務経験または上記取扱分野の研究実績がある人材が求められているようです。

弁護士の中には,たくさんの事件を次々に受任・処理していくことよりも,一つの分野についてじっくりと研究することの方が得意だと感じる方も少なくないでしょう。そのような方は「法律研究職」への転職も検討してみてはいかがでしょうか。

4. 司法試験予備校の講師

年収目安:【常勤講師】800万円〜 / 【非常勤講師】時給6,000円

実際に司法試験に挑み,合格したというだけでも,世間的にはとても貴重な人材です。

司法試験予備校の講師は,そのような経験を活かし,司法試験・予備試験をはじめとする各種資格試験受験対策用の講座の企画・立案,教材制作,講義の収録,個別指導,受講生フォローなどを行います。

株式会社アガルートなどが講師を募集しています。副業・アルバイトのような形で,非常勤で働くこともできるようです。

5. 法科大学院(ロースクール)の講師

ロースクールの実務科目などの講師として働くケースです。自身の出身ロースクールの講師として働くパターンが多いでしょう。

弁護士として業務を行いながら,副業のような形で非常勤講師として活動されている方もいます。

6. 弁護士特化の転職サイトを使えば,ちょっと変わった働き方も見つかる

法律事務所に所属して依頼者の法的悩みを解決するのが弁護士の仕事である,というイメージはまだまだ根強いですし,このような働き方がこれからも主流であり続けるでしょう。

しかし,弁護士の転職に強い求人サイトなどをよく探してみると,意外な働き方も見つかります。弁護士業務のイメージに縛られずに仕事をしてみたい方は,転職サイト(エージェント)を利用して自分に合った働き方を探してみましょう。

弁護士の転職に特化したサービスを展開している主要な転職エージェントは次のとおりです。

転職エージェント特徴
LEGAL JOB BOARD(リーガルジョブボード)弁護士・司法書士・弁理士・調査士など,士業専門職のための求人サイト。各士業専門のエージェントを配置し,サポートも充実。
弁護士ドットコムキャリア国内最大級のポータルサイト「弁護士ドットコム」が運営。関東圏の求人数が多いのが特徴。
NO-LIMIT(ノーリミット)弁護士の転職に特化したエージェント。法律事務所とインハウスの両方に対応。弁護士業界に精通したアドバイザーのサポートにより,効率良く転職活動を進められる。
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