友人や先輩の弁護士が独立したら，何か開業祝いを贈ろうと考えることもあるのではないでしょうか。
この記事では，独立した弁護士への開業祝いについて，検討します！
開業祝いと金額
まず，開業祝いの金額は，どの程度が良いのでしょうか。
取引先に贈るのか，友人に贈るのかで金額が変わります。
取引先に贈る場合には，１万円から５万円が基準とされています。
友人や知人に贈る場合には，５０００円から１万円が基準とされています。
もっとも，これらはあくまでも開業祝いの相場感に過ぎません。開業祝いを贈る相手との関係性を考慮して，自分が納得する金額の開業祝いを贈るようにするのが良いでしょう。
開業祝いのNG
金額が決まれば，その金額で何を贈るかを考えましょう。
この時重要になるのは，贈るべきでないものを把握することです。
靴や靴下，マットなど
１つ目は，靴や靴下，マットなどの踏むことになるものです。
これらの品物を贈ると，贈られた側は，開業祝いを踏みつけることになってしまいます。踏みつけることになるような品物を開業祝いとして贈らないように注意しましょう。
赤いもの
２つ目は，赤いものです。赤字や火事を連想させるからです。
開業祝いとして花を贈るのは一般的です。しかし，赤い花を贈ることは，この理由からやめておく方が良いでしょう。
ライターやキャンドルなどを贈るのもやめておく方が良いと思います。
刃物
３つ目は，刃物です。縁を切ることを想像させるからです。
もっとも，刃物は「切り拓く」という意味も有しています。メッセージカードなどを一緒に贈る場合には，この意味を強調して刃物を贈るのも許容されるでしょう。
弁護士の開業祝いと胡蝶蘭
開業祝いといえば，胡蝶蘭。そんなイメージをもつ人も多いでしょう。
胡蝶蘭は開業祝いの定番です。弁護士の開業祝いにおいても，それは変わりません。
実際，開業後の事務所に胡蝶蘭があると，独立後に相談に訪れた相談者の方にも「この弁護士は信頼できそう。」と思ってもらえる一つの材料になります。
ネット上で胡蝶蘭を購入すると，配送まで代行してくれるサービスもあるので，そのようなサービスを利用するのも１つかもしれません。
いくつかサービスを紹介します。
ハボタン・フラワー
まずはハボタン フラワーです。
立て札を設置することも可能です。また，メッセージカードをつけることもできます。納品日の指定もできます。
３本立ちの胡蝶蘭が一般的な印象です。上記のとおり，取引先に開業祝いを贈る場合の開業祝いの相場は１万円から３万円になるところ，この金額との関係でも，３本立ちの胡蝶蘭がふさわしいといえそうです。
胡蝶蘭園.com
次に，胡蝶蘭園.com 
です。
このサービスの特徴は，画像配信サービスにあるでしょう。
大切な機会に贈る大切なお花，どのようなものが届けられているのかとのご不安を解消するため，当店では画像配信サービスを行っております。
ご注文いただきました胡蝶蘭の配送手配完了後，実際にお送りするお花の画像を，ご注文者様へ無料で配信しております。
配送先が東京都２３区・大阪市・名古屋市・福岡市内の場合には，午前１１時までに依頼することで，当日送ることも可能とのことです。
胡蝶蘭以外の開業祝い
では，胡蝶蘭以外の開業祝いは何があるでしょうか。
たとえば，お酒は，定番の１つです。ローキャリ編集部内でも「弁護士ってお酒もらうことが多い」という話がありました。弁護士に対する開業祝いとして胡蝶蘭以外の何かを送りたいと考えたとき，お酒は有力な選択肢の一つになるでしょう。
また，コーヒーメーカーなどの家電もオススメです。コーヒーメーカーとしては，次の商品などが人気です。
なお，家電といえば，シュレッダーもあります。しかし，弁護士の開業祝いにシュレッダーを贈ることは，あまりオススメしません。弁護士はステイプラー（ホッチキス）の芯が付いたままで資料を処理したいと考えることが多く，シュレッダーよりも，溶解処理を好む傾向にあります。そのため，弁護士の開業祝いとして家電をチョイスする場合には，シュレッダー以外の家電を選ぶのが良いでしょう。
あまり選ぶ人は多くないかもしれませんが，意外な商品としては，ハンガーもオススメです。ローキャリ編集部内でも，独立した弁護士にスーツハンガーを贈ったという人がいました。
なお，開業祝いに現金を贈ることはタブーとはされていません。
しかし，現金を贈るのであれば，代わりにカタログギフトなどを贈るようが良いでしょう。
最後に
この記事では，弁護士の開業祝いにオススメの商品をご紹介しました。
胡蝶蘭が定番ですが，少し趣向を変えてお酒やコーヒメーカーなどの家電を送るのも良いかもしれません。
