弁護士の方が業務を行う上で,キーボードと同じぐらい重要なのが,マウスではないでしょうか。
本記事では,弁護士の方が仕事で使用するマウスを選ぶ上で重要なポイントを検討するとともに,弁護士の方が実際に使用されているマウスについて,紹介したいと思います。
弁護士の方がマウスを選ぶ際のポイント
弁護士の方がマウスを選ぶ際のポイントは,次の2つです・
- トラックボールマウスか否か
- ボタンの数
トラックボールマウスか否か
一点目は「トラックボールマウスか否か」という点です。
トラックボールマウスとしては,たとえばロジクール社の「ERGO M575」が有名ですね。
トラックボールマウスは,次のような長所があるとして,非常に人気があります。
- 場所を選ばない。
- 場所を取らない。
- 手を動かさなくて良いので腱鞘炎になりにくい。
- マウス操作が静かになる。
他方で,次のような短所があります。
- 慣れるまで操作が大変。
- 持ち運びに向いていない。
- 細かい操作が難しい。
※ 上記のトラックボールマウスの短所のうち「細かい操作が難しい。」という点については,慣れの問題という方もいるようです。
あまりマウスの持ち運びを考えられていない方や,マウス操作による手の疲れに悩まれている方は,トラックボールマウスがオススメです。
ボタンの数
二点目は,マウスのボタンの数です。
一般的なマウスは,左クリック用と右クリック用のボタンがそれぞれ1つだけ存在し,合計2つのボタンだけがあるというものになると思います。
これに対し,3個以上のボタンが存在するマウスも多く存在します。
そして,そのようなマウスは,一つ一つのボタンに割り当てる機能を自由にカスタマイズできるものが多いです。
弁護士の方の仕事は,その弁護士が何を注力分野にしているかによらず,パソコンを使用することが多いものです。
たとえば,複数のタブを開きながらブラウザを閲覧し,タブ間の移動をすることも少なくありません。また,Wordファイルにコメントを挿れていくという作業を行うことも少なくないでしょう。
たしかに,ショートカットキーを使えば,これらの作業に要する時間を多少は節約することができます。
しかし,手にしているマウスでボタンを1つ押すこと(またはボタンとジェスチャーを組み合わせること)によってこれらの作業を終わらせられれば,かなりの時間の節約につながります。
そのため,弁護士の方には,3個以上のボタンが存在するマウスを使うことをオススメします。
弁護士業に使用されるマウス
実際に弁護士の方が使用されているマウスは,次のようなものです。
トラックボールマウス
こちらは,1万円を超えるマウスになりますが,非常に人気のあるモデルです。
傾斜角を変えることができ,自然な角度でマウスを操作することができます。
一般的なマウスに比べて筋緊張を20%も削減できるとされています。
「トラックボールマウスを試してみたいけど,1万円は高い。」という方には,こちらのマウスがオススメです。5000円程度でトラックボールマウスを購入することができます。
金額は低いものの,ロジクール社のマウスであり,非常に信用できるモデルです。
トラックボールマウス以外
こちらも1万円以上するマウスですが,特に企業法務に注力されている方に人気のモデルです。
弁護士の方が業務をこなす上では,フォルダ間を移動することが非常に多いですが,こちらのマウスでボタンに機能の割り当てを行うことで,フォルダ間移動をワンタッチ(またはスクロール操作)で行うことができます。
こちらは3000円程度で購入できる非常にコストパフォーマンスの良いモデルです。
サイドボタンがついているので,たとえばブラウザのタブ間での移動をワンタッチで行うことを可能にしたり,Wordファイルへのコメントの挿入をワンタッチで行うことを可能にしたりすることができます。
3個以上のボタンを持つマウスを利用したことがない人は,まずはこのマウスを購入してみるのが良いかもしれません。
最後に
本記事では,弁護士の方が仕事で使用するマウスを選ぶ上で重要なポイントを検討するとともに,弁護士の方が実際に使用されているマウスについて紹介しました。
本記事で紹介したマウスは,いずれも弁護士の方に定評のあるマウスなので,ぜひ自分に合ったマウスを選んでみてください!
マウスの他にキーボードの新調も考えられている弁護士の方は「弁護士におすすめのキーボード」もご参照ください。