弁護士の皆様は,仕事でどのような服装をされていますか?相談者との面談や裁判所に行くときには,スーツを着用している方が多いのではないでしょうか。
では,スーツの中にはシャツを着ると思いますが,そのシャツ,美しく着こなせていますか?
そう聞かれると,
- 「シャツまで気にしたことはなかったな・・・」
- 「オーダースーツは持っているけど,シャツは市販のものを着ている。」
という方も少なくないはずです。
この記事では,シャツをオーダーメイドで作って良かったと感じている弁護士の体験談や,弁護士におすすめのオーダーシャツ店をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
1. オーダーシャツのメリット
【メリット①】ジャストサイズで着られる
一般的にワイシャツのサイズ表記は,首周りと裄丈(ゆき丈)のサイズで表します。裄丈とは,首の後ろの中心から肩先を通って手首の骨が出っ張っている部分までの長さのことです。
例えば,「39-82」というサイズ表記のシャツは,首周りが39cm,裄丈が82cmのシャツであることを意味します。中には,ざっくりと,Sサイズ,Mサイズ,Lサイズと表記しているお店やブランドもあります。
このような既製品のシャツの中から,自分にジャストフィットするシャツを見つけるのは意外と難しいものです。首の太さや腕の長さ,胸囲や腹囲は人ぞれぞれ全く異なっているからです。
ただ,ジャストサイズではなくても,やや大き目のものを選んでおけば着用自体はできてしまいます。そのため,あまりシャツのサイズ感を気にしたことがない方も多いかもしれません。
しかし,自分の体型に合っていないシャツを着用すると,様々なデメリットがあります。例えば次のようなデメリットです。
- ・袖が長すぎる/短すぎるため,不恰好に見える
- ・首周りがきつくて苦しい/ゆるいため,だらしなく見える
- ・シャツがジャストサイズでないため,せっかくのオーダースーツが格好良く見えない
- ・首や肩,脇のあたりがきつくて疲れる
一方,オーダーシャツであれば,自分の体型に合わせて細部のサイズを調整できるため,ジャストサイズで着ることができます。
ジャストサイズのシャツであれば,
- ・着用している時の見た目が美しい
- ・着心地が良くストレスが少ない
といったメリットを体感できるでしょう。
【メリット②】自分好みのデザインにカスタムできる満足感
自分好みのデザインにカスタムできる満足感もオーダーシャツのメリットです。
最初の一枚は,あらゆるシーンで使える無地のホワイトをおすすめしますが,こだわりのある方は色味のある生地やストライプなどの柄物を選んでも良いでしょう。
色や柄だけでなく,生地そのもの素材や織り方(編み方),襟や袖周りのデザイン,ネームの刺繍など,細部のカスタムも可能です。もちろん,実用性を重視してノンアイロンの生地でオーダーすることもできます。
他にも,普段腕時計を身につけている方は,腕時計とシャツの袖が干渉しないように,片方の袖周りだけ少し太くする(腕時計がスッと収まるようにする)こともできます。
このように,文字通り”自分だけの一着”を作れる点はオーダーシャツの醍醐味でしょう。
2. オーダーシャツの費用相場
上記のようなメリットがあるにしても,値段が高ければ購入するのを躊躇してしまうでしょう。
しかし,最近のオーダーシャツは意外と安く作れますのでご安心ください。
もちろん,選ぶ生地やオーダー内容にもよりますが,大体6000円台から作れると考えて良いでしょう。
既製品のシャツでも一着4000円くらいはしますから,費用面が大きなデメリットとなることはありません。
3. 一般的なオーダーの流れ
では,実際にオーダーするとなると,どのような流れになるのでしょうか。
結論,最近のオーダーシャツは,オンラインで完結します。つまり,わざわざ時間を設けて店舗に行く必要はありません。
もちろん,じっくり採寸してもらって最高の一着を作りたい方はそのようなお店を利用しても構いません。ただ,そこまで強いこだわりがない方や,忙しくて時間がない方には,オンラインでオーダーできるお店がおすすめです。
オーダーの流れは利用するサービスによって多少異なりますが,ここでは,後ほどご紹介するオーダーシャツ専門店「SOLVE」を例に,オンラインでオーダーする場合のおおまかな流れをご紹介します。
(1)生地を選ぶ
まずは,シャツの生地の種類や色を選びます。
ちなみに,SOLVEさんでは,綿100%でアイロンがけ不要な「超ノンアイロン」という生地が人気です。筆者もその生地を使ってオーダーシャツを作りました。
カラーは,どんなビジネスシーンでも使えるホワイトやサックスブルー系の色が人気のようです。
(2)デザインを決める
襟型やポケットの有無,カフスや刺繍のデザインなど,パーツごとにデザインを選択していきます。
(3)サイズを調整する
ベースとなるシャツを選択し,細部のサイズを調節していきます。
オンラインでオーダーするタイプの店は,体のサイズの測り方を動画等で紹介していますので,それを参考に自宅で採寸することができます。
また,体のサイズがよく分からなくても,手持ちのシャツを採寸し,それをベースにサイズを調節していく方法もあります。
いずれにしても,オンラインでオーダーできるサービスの指示に従って進めていけば,適切なサイズでオーダーできるようになっています。
店舗でプロに採寸してほしい場合は,店舗に行けばOKです。お店によっては予約が必要なこともありますので,事前に確認しましょう。
(4)代金の支払い
デザインやサイズが決定したら,注文を確定し,クレジットカードなどで代金を支払います。
(5)配送・納期
注文後は特にすることはなく,完成したシャツが配送されるのを待てばOKです。
納期は利用するサービスや工場の混み具合などにより異なりますが,数週間程度が目安となります。
なお,SOLVEの納期は2週間が目安とされています。
(6)アフターサービス
利用するサービスによっては,「シャツ到着後,30日間以内のお直しについては無料」など,アフターサービスが充実していることもあります。
4. 弁護士におすすめのオーダーシャツ店
(1)SOLVE(ソルブ)
公式サイト | SOLVE |
価格帯 | 6,600円(税込)~ |
納期の目安 | 約2週間 |
店舗数 | 1店舗(東京青山) |
ビジネスマンのためのオーダーシャツ専門店としてスタートしたSOLVE。綿100%のノンアイロンシャツが6000円台からオーダーできるなど,コスパが抜群に良いのが特徴です。
シャツの生地や色・柄,オプションの種類も豊富で,スーツスタイルはもちろん,ビジネスカジュアルにぴったりなシャツもオーダーできます。初めてオーダーシャツを作る方にもおすすめできるお店です。
オーダーシャツ以外にも,既製品のセットアップやオーダースーツなど,ビジネスシーンを彩るおしゃれなアイテムが揃っていますよ!
SOLVEシャツを実際にオーダーした弁護士の感想
【オーダーシャツを買ったきっかけ】
既製品のワイシャツは,首で合わせると袖が長く,袖で合わせると首がきつくなりがちで,なかなかジャストサイズに出会えないという悩みがありました。また,オーダースーツが綺麗に見えるように,シャツも体型に合ったものを持っておきたかったのが理由です。
【オーダーしたシャツの内容】
「超ノンアイロン」シリーズの生地。色は無地のホワイト。税込6600円ほどでした。
【このシャツ(生地等)を選んだ理由】
弁護士業務以外にも,冠婚葬祭で着用できるように真っ白の無地のシャツを作りました。また,面倒臭がりなのでノンアイロンの生地にしました。
【満足度とその理由】
とても満足しています。ノンアイロンですが綿100%なので風合いが良いです。面倒臭がりなのでノンアイロンは外せないですが,ポリエステルなどのツルッとした生地は安っぽく見えるため避けたいと考えていた私にとっては良い選択でした。オンラインでオーダーしましたが,サイズに不具合はなく,ジャストサイズで着用できています。
(2)KASHIYAMA(カシヤマ)
公式サイト | KASIYAMA |
価格帯 | 約11,000円(税込)~ |
納期の目安 | 最短1週間~ |
店舗数 | 全国64店舗 |
オーダースーツやオーダーシャツで人気のKASHIYAMA。価格の安さと品質のバランスが良く,初心者でも手軽に利用できるのが魅力です。
上質な素材を用いて,細部にこだわり丁寧に作られた日本製のオーダーシャツを注文できるのが特徴。
生地は,手入れがしやすい綿&ポリエステルの混紡から,イギリスとイタリアを代表する名門メーカーまで,幅広く揃えています。
実店舗も多く,お店の雰囲気も入りやすいため,初めてオーダーシャツを作る方にもおすすめのお店です。
(3)メーカーズシャツ鎌倉
公式サイト | メーカーズシャツ鎌倉 |
価格帯 | 約10,780円(税込)~ |
納期の目安 | 約2週間~4週間 |
店舗数 | 全国25店舗 |
1993年に鎌倉で創業されたシャツ専門店。上質な日本製のシャツやビジネスウェアを販売しており,「鎌倉シャツ」という愛称で親しまれています。
「上質なシャツを手頃な価格で提供する」というポリシーのもと,上質な日本製生地から選りすぐりのインポート生地まで,鎌倉シャツが厳選した生地を豊富に用意しています。
定期的に新作生地や限定生地も登場するので,その時々の出会いを楽しむのも良いでしょう。
5. まとめ
世の中には,一人一人の骨格や体の癖に合わせてオーダーする本格的なオーダーシャツもありますが,初めてオーダーシャツを作る方や,サクッと試してみたい方は,この記事でご紹介したお店で,6000円〜12000円程度のシャツから試してみると良いかと思います。
何万円も使う必要はありません。手頃な価格帯のオーダーシャツでも,一度着用すれば,既製品との違いや満足感を実感できますよ!
せっかくであれば,オーダースーツとオーダーシャツを両方手に入れて,顧客や関係者に”できる弁護士”との印象を与えていきましょう。
弁護士におすすめのオーダースーツ店は下記の記事でご紹介しています!