案件数の増加,お金周りの管理,事務員とのタスク連携など。Excelやスプレッドシートでの案件管理はさすがに非効率だと気づき,弁護士向けの案件管理ツールを導入する弁護士が増えています。
中でも,4,000名以上の弁護士や事務員に利用されているのが,株式会社 カイラステクノロジーが提供する弁護士向け案件管理ツール「アルマナ(Armana)」です。
「アルマナ」と聞くと,ベリーベスト法律事務所などの大規模事務所が導入しているイメージを持つ方が多いかもしれません。
しかし,実際にアルマナの担当者に取材してみると,独立したての1人事務所から大規模事務所まで,規模を問わず導入されており,むしろ1〜2人事務所〜中規模層での利用が多いといいます。
本記事では,アルマナの営業担当 小林氏と,マーケティング担当 武藤氏に対するインタビューの結果を踏まえ「アルマナ(Armana)」が選ばれる理由・主要機能・料金・サポート体制・セキュリティ等,導入検討に必要な情報についてご紹介します。

株式会社カイラステクノロジーで「Armana」の営業担当をしている小林です。

株式会社カイラステクノロジーでマーケティング担当をしている武藤です。
アルマナとは?

- ・アルマナは弁護士向けのクラウド型案件管理ツール
- ・案件管理・タスク管理・お金周りまで一元化でき,外部サービス連携も豊富
- ・独立直後の1人事務所から大規模事務所まで,4,000名以上が利用
※ 本記事でご紹介している機能やサービスの内容は2026年5月時点のものになります。継続的なアップデートが続いているため,将来的に一部機能やサービスの内容が変更になる可能性もあります。最新の情報については,サービス提供事業者にあらためてご確認ください。
アルマナは「大規模事務所向け」ではない?担当者に聞きました
——アルマナと聞くと,ベリーベスト法律事務所などの大規模事務所での導入イメージが強いように思います。実際の利用層はどうなのでしょうか?
小林氏:「大規模事務所向けのイメージを持たれている方もいらっしゃいますが,実際には,独立したての1〜2人の事務所から,中規模,大規模事務所まで,規模を問わず導入いただいています。むしろ件数で言えば中規模層や,1〜2人事務所に多く利用されています。」
——独立直後や,開業から数年経った事務所での導入も多いのでしょうか?
小林氏:「とても多いです。導入のきっかけは大きく分けると2パターンあります。1つは独立直後に『独立する前の事務所がExcel管理で苦労していたので,自分の事務所では最初からツールを入れたい』というケース。もう1つは,『開業から数年経ち,これから人を増やしていきたい。その前に事務所の基盤を固めたい』というケースです。」
2024年頃に登場した1000円プランも,小規模事務所の導入ハードルを下げるために用意されたものだといいます。
小林氏:「紙のファイルが完全になくなる業界ではないと思っていますが,まずは案件管理ツールを使っていただき,その利便性を感じていただきたい。1000円プランは,そんな思いから生まれたものです。」
アルマナが選ばれる3つの理由
理由①:弁護士からの要望起点で,機能が進化し続ける
アルマナの大きな特徴は,ユーザーである弁護士や事務員からの要望をもとに,機能が継続的に追加・改善されていく点です。
小林氏:「ご利用いただいている皆様からのご意見を起点に,日々新しい機能が追加されています。業界で新しい運用方法が広がっても,システムだけが古いまま取り残されることがありません。」
実際,他社サービスとの連携機能や,昨今のAI需要を見据えた新機能の取り込みも継続的に行われています。導入後5年・10年と使い続けても,業務トレンドに置いていかれにくい設計といえるでしょう。
理由②:担当者による手厚いカスタマーサポート
アルマナを利用する中でわからないことがあったとき,電話,メール,チャット,Web会議,いずれの問い合わせ方法でも,追加費用なしで対応してもらえます。
武藤氏:「アルマナでは,サポート専任のチームを設けています。電話・メール・チャット・Web会議のうち,ご都合のよい方法で追加費用なくご相談いただけます。現時点では,1000円プランをご利用の方でも,サポートはすべて無料で対応しています。」
理由③:基本管理〜お金周りまで,1ツールで一元化
インタビューの中でローキャリ編集部の担当者(弁護士/元弁護士)がデモを実際に確認しました。
実際にデモ画面を見ることで,顧客情報,案件情報,タスク,ログ,といった基本的な管理項目に加え,入出金や売上などお金周りの管理までを1つのツール内で完結でき,複数ツールを行き来する必要がない設計となっていることに気づきました。
アルマナの主要機能
案件管理・顧客管理

依頼者情報,相手方情報,関係者情報,進行中タスク,書類,金銭情報など,案件に関するあらゆる情報を1つの案件画面に集約。一覧性の高いUIとなっています。
中でも,利用者から特に評価が高いのが,タスク管理機能と,ログを残せる機能です。小林氏によれば,「『これらの機能だけでもお金を払いたい』と言ってもらえることもあります。」とのこと。
タスク(Todo)管理機能
法律事務所では,一つの案件であっても,弁護士や事務員を含めてチームで動くことがあります。この機能では,人やグループに対してTodoを割り付けられるので,今誰が何をしているのかが明確になります。
小林氏:「もしある人が休むのであれば,Todoを別の人に振り直し,業務を進めることも可能です。『組織内のタスク管理をしっかりとできるようになった』というお声をいただいています。」
ログ機能
電話の記録など,案件に紐づくやり取りを案件画面に集約して残せる機能です。
小林氏:「離席中や会議中に相談者・依頼者から連絡があっても,やりとりが残っているため,後からキャッチアップしやすくなります。また,弁護士が出先から最新の情報を確認することも可能です。情報共有のコストが大きく下がると評価いただいています。」
お金周りの管理
着手金・報酬金・実費の管理,入出金記録,請求書発行など,法律事務所特有のお金の流れを管理する機能です。
タイムチャージの管理や,顧問契約による料金の控除(顧問契約によって毎月2時間分の相談が無料となる場合の計算)にも対応しています。
スマホアプリ(iOS / Android)
アルマナのスマホアプリもあるため,外出先からの案件確認やタスク更新も可能。期日の待ち時間や移動中の時間の活用に役立ちます。
※掲載中の管理画面イメージは,ユーザーの皆様からのご要望に基づき日々改修されているため,実際の最新画面と異なる場合があります。最新のUIは公式サイト・デモにてご確認ください。
外部ツール連携
すでに既存のフローで業務を行っている弁護士としては,外部ツールとの連携も気になるところ。アルマナは主要な外部サービスとの連携を整備しています。
◼️会計ソフト連携
- ・マネーフォワード クラウド
- ・freee
など
◼️クラウドストレージ連携
- ・box
- ・Dropbox
- ・Google Drive
- ・OneDrive
- ・SharePoint
◼️チャット連携
- ・Chatwork
- ・Slack
- ・Teams
小林氏:「既存のワークフローを大きく変えずに,アルマナを導入することが可能です。乗り換えコストを最小化できるよう,連携機能を充実させています。」
セキュリティ体制
守秘義務等の観点から,セキュリティ面はしっかりと確認しておきたいところ。アルマナでは次のような体制を整えています。
◼️第三者認証・監査
- ・クラウドISMS認証取得
- ・第三者機関によるセキュリティ監査を受審
◼️アクセス制御機能
- ・2段階認証に標準対応
- ・IPアドレス制限をかけることも可能
小林氏:「セキュリティ設定は,事務所のセキュリティ方針に合わせてカスタマイズできます。例えば『事務員は事務所内のIPからのみアクセス可,弁護士は外出先からもアクセス可』といった設定も可能です。」
料金とサポート体制
料金プラン
現在は,1000円プランも追加され,規模・予算に応じた選択肢が広がっています。

小林氏:「1000円プランと他のプランとの大きな違いは,お金の管理の機能の有無です。お金の管理もアルマナで行いたい場合は,月額5,500円のプランを推奨しています。」
契約後のサポート
無料で次のようなサポートを受けることができます。
- ・契約後は専任担当者が付く
- ・Web会議での使い方説明会を実施
- ・メール・チャット・電話での問い合わせ対応は,何度連絡してもすべて無料
- ・必要に応じ,Web会議ツールを使ってのサポート
導入フェーズのイメージ
アルマナは,独立したての1人事務所から大規模事務所まで,規模を問わず導入されていますが,最近多い導入パターンは以下の2タイプとのこと。
パターン①:独立直後の弁護士
小林氏:「『前の事務所のExcel管理に苦労した経験から,最初からきちんとしたツールを入れたい』——そんな独立直後の弁護士が,最初の案件管理の基盤として導入するケースです。」
1〜2人事務所であれば,まずは1000円プランからスタートし,業務拡大に合わせてプラン変更していくという使い方も良さそうですね。
パターン②:開業後の拡大期にある事務所
小林氏:「『開業から数年経ち,これから人を増やしていきたい』——その前段階で,事務所運営の基盤を固める目的で導入するケースです。」
属人化していた案件管理を仕組み化することで,人員拡大後の引き継ぎがスムーズになったり,致命的なミスの削減に繋がることが期待できるでしょう。
他ツールからの移行はどうする?
すでに別の案件管理ツールやExcel・スプレッドシートで運用している場合のデータ移行については,有料の移行支援サービスが用意されています。
小林氏:「費用は,移行するデータの種類や量によって金額は変わります。単純な案件数だけでなく,関係者の氏名だけ移行するのか,お金周りのデータまで移行するのかなど,内容によっても変動しますので,ぜひお問い合わせください」
この点に関しては,ケースバイケースですので,気になる方は見積もりをお願いすると良いでしょう。
弁護士目線で気になる質問
- Q1人事務所でも導入できますか?
- A
もちろん可能です。月額1,100円からスタートでき,実際に独立直後の方の導入事例も多くあります。
- Q事務員のアカウントも料金にカウントされますか?
- A
はい,事務員の方を含めたアカウント数で算定します。アルマナでは,誰がいつどの情報を操作したかを記録できるよう,1人1アカウントでのご利用を基本としています。守秘義務やセキュリティ上の観点からも,操作ログを個人単位で追跡できるためです。
- Qプランを人によって分けることはできますか?
- A
ご要望があれば相談可能ですが,運用上,基本的には同一プランでのご利用を推奨しています。
- Qスマホでも使えますか?
- A
iOS・Android向けのアプリがあり,外出先からも利用可能です。
- Qタイムチャージでの報酬請求にも対応していますか?
- A
ボタン1つでタイムチャージの計測が可能です。6分単位での請求等の事務所固有のニーズにも対応可能です。
- Q事務所HPの問い合わせフォームとの連携は可能ですか?
- A
可能です。事務所HP担当者や管理委託先に,技術的に対応していただく事項が一部ありますが,何をどうすれば良いかはアルマナの担当者がサポートします。
- QAI機能はありますか?
- A
はい。音声の文字起こし機能,文書の要約機能,OCR(書類の文字認識)等のAI機能を既に搭載しています。今後もセキュリティ面で安心してご利用いただくことを第一に,慎重に検討・実装しています。
弁護士/法律事務所からの評価
このようなアルマナ(Armana)について,実際に利用している弁護士や法律事務所からは次のような評価が寄せられています。
【法律事務所①】
・みんなで今月このくらいでやっていこうとか毎月確認できとてもいい
・所内会議で使用していたが話がすごくはかどったもう手放せない
・月次で弁護士のインセンティブの計算もしているので数字がパッと把握でき,案件もすぐに見れるのでとてもいい
【法律事務所②】
・様々な業務の進行管理に,フル活用しております。
・優秀な秘書1名を超えたサービスレベルで,おひとり様としては大いに助かっています。
【法律事務所③】
・事務員の作業効率が上がって大変助かります。
【法律事務所④】
・スケジューラに当事者(相談者)の名前が表示することができる
・ぱっと見て何時に誰が来ると伝えることがでて,「これこれ!」というものになっており,大変満足しております。
【法律事務所⑤】
・多彩かつ配慮の行き届いた機能に触れる都度,驚かされております。
・操作に疑問が生じた際も適宜迅速なサポートをいただいており,感謝申し上げます。
【法律事務所⑥】
・ログから直接Webex ミーティングに入ることができるのはとても便利
まとめ|まずは話を聞いてみることから
ここまで,アルマナの特徴を担当者である小林氏と武藤氏のコメントとともに紹介しました。要点を整理します。
- ・規模を問わず導入可能:独立直後の1人事務所〜大規模事務所まで対応
- ・月額1,100円から始められる
- ・専任担当者による手厚いサポート(無料)で導入後も安心
- ・ユーザー要望起点で機能が継続的に進化
- ・クラウドISMS認証・第三者監査などセキュリティ対応も充実
- ・会計ソフトやクラウドストレージ連携で既存ツールを活かせる
最後に,小林氏のコメントで本記事を締めくくります。
小林氏:「『大規模事務所向け』というイメージを持たれることが多いのですが,実際には1〜2人事務所,独立直後の弁護士の方こそ,最初に基盤を整えていただきたいと思っています。1000円プランもありますし,サポートも無料で行っていますので,まずはお気軽にご相談ください。」
導入を検討している弁護士・法律事務所の方は,まずは無料相談・資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。
